Obsidian の保管庫を読む軽快なリーダー
MD Flow は、Obsidian の保管庫(Vault)もそのまま開ける Mac・iPhone・iPad ネイティブの Markdown リーダーです。Markdown ファイルの入ったフォルダをブラウズし、Mermaid の図、KaTeX の数式、コールアウト、YAML フロントマターまで、すぐに整形して表示します。Obsidian の保管庫も、その中身はまさにそれ、つまりあなたが完全に所有するただの Markdown のフォルダです。だから MD Flow は、インポートの手順もプラグインも同期の設定もなしに、保管庫をそのまま開けます。
これが便利なのは、保管庫の中身を読むだけなら、いつも高機能なエディタを開く必要はないからです。保管庫の横にローカルの .md ファイルとしてたまっていく AI とのチャットの書き出し、生成したリサーチ、メモについても同じです。MD Flow は App Store から無料でダウンロードでき、Pro は買い切り(米国では $7.99。フォルダ数の上限解除、フォルダをまたいだ検索、PDF 書き出し)で、サブスクリプションはありません。
#エディタよりリーダーが向いているとき
- ちょっと参照したいとき。 ノートをさっと見たいだけで、編集環境に入りたいわけではないとき。MD Flow は、ファイルブラウザと整形済みプレビューの画面がすぐに開きます。
- 別のデバイスで読むとき。 保管庫が iCloud にあるなら、iPhone や iPad の MD Flow でそこを指定するだけで、何も設定せずにノートを読めます。
- 共有したいとき。 どのノートも、きれいな PDF として書き出せます(MD Flow Pro)。数式、図、コールアウト、表、画像もページにそのまま残るので、Markdown を聞いたこともない人にも送れます。
- アーカイブを見返すとき。 過去のプロジェクト、議事録、AI が生成したリサーチ。クリックする速さでプレビューが表示されるので、フォルダをどんどん見ていけます。
#保管庫の書式を、そのまま表示
保管庫によくある要素を、MD Flow は表示できます。
- コールアウト(
> [!note]、> [!warning]など)を、本来の色付きで - YAML フロントマターを、ダッシュが並ぶだけの表示ではなく、すっきりしたメタデータのヘッダーとして
- KaTeX の数式、Mermaid の図、シンタックスハイライト付きのコード、表、タスクリスト
#リンクをたどれます
[[二重角括弧]] で書かれた Wikilink からは、リンク先のノートを開けます。保管庫が書かれたときの流れのままに、計画から、そこで参照されている決定へ、そして次のノートへと読み進められます。MD Flow がフォルダ内からリンク先のファイルを見つけて開きます。ただし、Obsidian のグラフビューやバックリンクのパネルはありません。
#設定は不要、ファイルにも影響なし
MD Flow は、実質的に読み取り専用で保管庫を開きます。ファイルを変更、移動、インデックス化、アップロードすることは一切ありません。インポートの手順も、ノートの二つ目のコピーもありません。フォルダの接続を解除しても、何も変わっていません。編集には引き続き Obsidian を使い、読むだけのときは MD Flow ですばやく開く。両方を開いておけば、Obsidian で保存するたびに MD Flow の表示も追従し、ページ上の読んでいた位置もそのままです。
MD Flow は App Store から無料でダウンロードでき、Mac、iPhone、iPad に対応しています(一度の購入で三つすべてに使えます)。